中古物件の闇に触れてしまった件
どうも!
先日、ダイニングの天井に漆喰を塗ろうと思い、準備をしていると、目を疑うような場面に出くわしてしまいました。
このブログを読まれている方で、今後中古物件を購入しようと考えている方は、中古物件にはこういったリスクがあるということを知る機会になればいいなと思います。
ちなみに、その時の動画を作成しておりますので、もしよければ下記の動画をご参照ください。
僕が出くわした中古物件の闇とは、、
ダイニングの照明を外すと、大きな穴が空いてました・・笑
まさか、天井に穴が空いてるとは思わず、照明を外してから、ちょっとの間は全く気付きませんでした。
今まで意味不明な場所にあった、不要な引っ掛けシーリングを外す作業をしようとした時に気付きました。
あれ?・・・
なんや?この穴?
予想外の出来事過ぎて最初は全く状況が理解できませんでした。
一瞬、照明を外すときにミスって穴を空けてしまったのかと思いましたが、床を見ると石膏ボードの破片は落ちてませんでした。
そこでようやく、元々照明の裏側は、穴が空いていたんだと理解しました。
恐らく、最初はこの意味不明な場所に引っ掛けシーリングが付いていて、後から照明が付いている引っ掛けシーリングを増設したのだと思います。
その増設時に天井に穴を空けて作業をしたのでしょうが、まさか照明で穴を塞ぐとは・・・
本当は、ここまで大きい穴だと、石膏ボードを使って穴を塞ぐのがベストなのですが、石膏ボードの手持ちがなかったので、パテで塞ぎました。
僕は、この中古物件に住み始めて1年半ほど経ちますが、ずっと売主が残していった照明を使用していたので、今まで全く気付きませんでした。
僕は普段からDIYをしているので、天井に穴が少々空いていようが、自分でなんとか処理できますが、DIYとかされない方は、どうなるんでしょうか?
やっぱり補修費用は自費なんですかね?
個人的には、全く納得できないです・・
明らかに購入前から不備があったのに、それを告知していなかった場合は、何年経っても売主に費用負担してもらいたいですね。
ただ、その不備が購入前なのか購入後なのかの証明が難しいところではありますが、、
そこは、バカ高い仲介手数料を払ってるんで、仲介業者がしっかり調査してから買主に告知して、売りに出すというルールが厳格化されるべきだと思います。
ちなみに、この物件の瑕疵部分は、今回の天井の穴だけではありません。
数か月前にも記事にしましたが、雨漏りがあります。
記事にした時から何回も業者に来てもらってますが、未だに雨漏り箇所の特定にまでは至っていません。
その時の記事は、下記をご参照ください。
やはり、中古物件はある程度リスクを覚悟のうえで購入する必要があります。
ついでに、愚痴を聞いて下さい。
この物件は、住み始めてから色々と施工がイマイチだなと思うことが結構あります。
細かいことは沢山ありますが、施工上のミスと言えそうなのは、下記です。
・コンセントを使用すると開かない扉がある
・同室内で、コンセントの高さが合ってない
・巾木の隠し釘の頭の取り忘れがある
・天井裏に煙草の吸殻が捨ててあった
それでは、1つ1つ解説していきます。
コンセントを使用すると開かない扉がある
開き扉の軌道上にコンセントの差込口があるため、コンセントを使用している場合は、コンセントに扉が干渉してしまい、開閉が出来ません。
その扉というのが1階のトイレなんですが、結構不便です。
問題となっているコンセントの近くに別のコンセントがなく、トイレも毎日何回も出入りする場所なので、、、
これは、設計上の完全なミスだと思います。
同室内で、コンセントの高さが合ってない
後付けで増設したのか分かりませんが、割りと近い距離でコンセントがあるため、高さが合ってないのが結構目立ち、格好悪いです。
下地の関係でそうなってしまったのかもしれませんが、もう少し良い方法が何かあったのではないかと思います。
巾木の隠し釘の頭の取り忘れがある
我が家では、木巾木が使用されており、それを取り付けるのに隠し釘というものを使用します。
下記の参考画像でいうと、ピンク色の頭部分が巾木に付いたままになっている部分があります。
これに関しては、自分で頭を飛ばせばいいということもありますが、巾木の色がダサいので、僕は巾木にクロスを貼ってるので、隠し釘の頭はクロスで隠れています。
なので、これに関してはあまり問題はありません。
天井裏に煙草の吸殻が捨ててあった
これは、以前に電線工事をしたときに、天井点検口を覗いた際、煙草の吸殻が捨ててあるのを発見してしまいました。
これを見てすごく気分が悪かったし、煙草吸いながら施工していたのかと思うと、最低だと思います。
ちなみに、天井裏で煙草の吸殻を発見したときの場面が動画に映ってますので、ご興味あれば下記動画をご参照ください。
一応、こういったあまり良くない業者に関しては、個人的にどんどん情報開示していくべきだと思っていますので、この中古物件を施工した業者の名前を記載しておきます。
それは、兵庫県尼崎市にあるアルファ物産という会社です。
アルファ物産は、ホームページを見ると、一級建築士事務所のようですので、直接施工はしてないのかもしれませんが、建築事務所の仕事として施工会社の指導教育は、施工管理している建築事務所の仕事なので、しっかりとした仕事が出来ていないと言えます。
また、最初の開き扉とコンセントが干渉するというのは、完全に設計ミスなので、一級建築士事務所であるアルファ物産の完全ミスです。
正直、DIYレベルの僕でも施工しないような設計ミスです。
アルファ物産は、地方の小さな業者なので、このブログを見られている方には、あまり関係ないかもしれませんが、一応お伝えしておきます。
なお、アルファ物産は他の物件では、素晴らしい仕事をしている可能性は十分あります。
ただ、僕にはその素晴らしい仕事を知る手立てがありませんので、僕の体験からお伝えできるのは、アルファ物産はあまり良い業者ではないとしか言えません。
長文になりましたが、中古物件の購入を検討している方は、是非こういったリスクと隣り合わせであるということを知っておいた方が良いと思い、記事を書きました。
また、既に中古物件を購入して住まわれている方も、気付かないところに住宅の不備がまだまだ眠っているかもしれませんね・・。
購入してまだ日にちが経ってない方は、しっかりと調べて売主の瑕疵責任で保障してもらえるといいですね。
今回は、中古物件の嫌な部分にスポットを当てましたが、中古物件だからこその魅力もあったりしますし、いい状態の中古物件も沢山あると思います。
最初から中古物件を選択肢から外してしまうのは勿体ないので、しっかりと中古物件の良し悪しを理解したうえで購入検討しましょう!
また、僕の住んでいる中古物件を少しずつですが、自分の住みやすいようにリフォーム中です。
その様子は、下記のブログにてお伝えしていますので、もしよければ下記ブログもご参照ください。
carefree-diy.kamihikouki-tondeke.com
では!