紙ひこうき翔んでけ!!

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DIYでダウンライト交換してみた!

どうも!


今住んでる家は、昨年に中古で購入した約筑30年ほどの中古戸建なんですが、当初よりトイレの電気がスイッチを押してもすぐにつかなかったんですが、だましだまし今日まで過ごしてきました。

でも3ヶ月ほど前から、電器が点いてる間は、ジーっという音がするようになり、酷いときはスイッチを押してから30秒後ぐらいに電気が点くという状況でした。


調べてみると、上記のような症状は、電気器具の安定器が寿命の可能性が高いとのことでした。
恐らく取り付けてから1度も交換をしていないと思われるので、30年間使用していたことになります。
さすがにもう交換してしまおうということで、今回下記のLED一体型のダウンライトを取り付けることにしました。
パナソニック製のLSEB5612LE1という商品です。

www2.panasonic.biz

 

 

梱包を開けると以下のように本体が入ってました。
この商品は調光や調色ができないタイプですが、トイレの電気にそんな機能は必要なく、安心できるパナソニック製で安価な商品であったため、こちらの商品を選択しました。

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ダウンライトには、大きく分けて2つのタイプがあり、電球交換型と一体型です。

電球交換型は、その名前の通りで、電球の交換ができるタイプになります。
これは、電球の寿命がきた際は、資格のない方でも、家電量販店等で同じサイズの電球を購入してきて交換することが可能です。

一体型は、電球交換することがなく、電気機器の寿命がきた際は、機器本体ごと交換することとなり、配線を触る必要があるため、資格が必要となります。

ひと昔前は、交換型が主流でしたがLEDが普及してきた現在は、一体型が主流になりつつあります。
電気機器自体の価格も電球交換型より一体型の方が安価で売られています。

一見、電球交換型の方が個人で電球交換が出来て、長年使用する場合にはこちらの方が良いと感じますが、電気機器の交換目安はだいたい10年ぐらいとされており、LEDの寿命も同じようなものです。
また、古い電気機器は火災のリスクも高くなるため、電器の寿命がくるたびに本体ごと交換した方が良いという考えのもと、最近では一体型が普及しつつあるのだと思います。

 

それでは、ダウンライトの交換方法を記載いたします。
僕の場合は、電球交換型から一体型への交換でしたが、ざっくりとした交換手順の大きな流れは一緒ですので、一体型から一体型へ交換される方も参考にして頂けると思います。

大まかな流れは、
①既設機器の採寸
②既設機器取り外し
③新規機器取付

という流れです。

 

既設機器の採寸

この作業が一番重要だと考えてます。
ダウンライトは、天井に穴が開いており、その穴に合うサイズの機器でなければ、補修が必要となってしまいます。
また、機器の高さを考えないと天井裏には、様々な障害物があるため、既設機器よりも高さが高いと入らない可能性があります。
できれば高さが同じか低い機器を選定することが大事です。

既設機器の型番が分かれば、特に自分でメジャーを使って測らなくても、型番検索して正確な寸法を知ることができます。
ただし、多くの機器では天井裏に隠れている機器本体に型番が記載されていることが多く、調べるのは面倒であったりします。
その場合、正確ではありませんが、下記のように測ると、機器取付に必要な穴のサイズが分かります。
僕も危機を取り外して確認するのは面倒だったので、下記を参考に機器を購入しました。
結果、ピッタリだったので、下記は十分参考にして頂いて問題ないかと思います。

www.youtube.com

 

 

僕の場合は、既設機器がナショナル製のNF11627STという製品でしたが、型番を調べても、該当機器がありませんでした。
このようにせっかく機器を取り外して確認しても古すぎる場合は、無駄になる可能性もあるため、上記動画の測り方で良いと思います。

 


既設機器の取り外し

まず、電気のスイッチが切れていることを確認してください。
できれば、ブレーカーを落とした方が確実なので、ブレーカーを落とすことをオススメします。
僕は、安全第一主義なので、電気をいじる際は、ブレーカーの大元を切っています。

ブレーカーを落としたら、作業開始です。
電球を取り外します。ほとんどの電球は、反時計回りに回すと外れると思います。

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反射板やカバーが点いている場合は、外します。
多くの機器では、電球を外すとネジが見えるようになり、ネジを外すと反射板やカバーを外すことができます。
僕の場合、下記画像の赤丸のネジを外し、反射板を反時計回りにひねると外れました。

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反射板を取り外すと、天井裏にある本体が出てきます。

 

最近の機器はバネ式が多いのですが、僕の場合は、レバー式でした。
下記画像の赤丸部分を内側につまんで、上にスライドさせると、固定金具が外れて、機器を取り外すことができます。
下記画像では、1つしかレバーが写っていませんが、反対側にもあり、2つ固定金具を外すと、本体が外れます。

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このレバーは、普通ならスッと上にスライドできるんですが、約30年使用した機器のため、固着していたようでうまくスライドしませんでした。
色んな所をドライバー等でたたきながら、なんとか外すことができました。
今回の交換作業でここが一番手間取りました。

バネ式の場合は、本体を下に下げると本体も下がってきます。バネが引っかかったところで、それぞれのバネを内側に押しながら下に引いてあげると外れます。
この時、バネをしっかり持っておかないと、すごい勢いで跳ねるので、注意してください。


本体を天井裏から出すと下記のように電線が見えてきます。
天井裏から繋がっている電線と本体を外すと、完全に取り外すことが可能です。
電線は、ボタンを押すと外れるタイプやマイナスドライバを差し込むと外れるタイプがあります。
ただし、上を見ながらの作業になり、やりづらいので、僕は根元で切断して新たに被覆を剥ぎました。
被覆を剥ぐ長さは、機器の本体に記載されていますので、それを参考に剥ぎます。

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新規機器取付

既設機器が外れたら、新しく購入した新規機器を取り付けていきます。

今回購入した商品は、バネ式の固定でしたので、下記のようにバネがヒモで固定されています。
まずは、このヒモを外します。
外す際は、しっかりバネを抑えながら切断しましょう。バネが勢いよく跳ねてケガする恐れがあるので注意してください。

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次に天井裏から出ている電線と新規機器本体を繋げます。
機器の取付部分を見ると、電源・N・送りと記載があります。

繋げるのは、電源N(画像の右下の穴)に白い線を差し込みます。
黒い線は、白い線を差し込んだ上の穴に差し込みます。

差し込む場所を間違えると、重大な事故になる可能性があるので、間違えないように気を付けてください。

ちなみに、送りの穴は、この機器以外にも機器を取り付ける場合に使用します。
例えば、1つのスイッチを入れて2つのダウンライトを点けたい場合など。

今回は、1つしか機器を取付ないので使用しません。

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電線と本体を繋げたら、本体を天井裏へ入れていきます。
固定金具のバネを内側に押し込みながら、天井裏へ入れていくと、取付完了です。

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最後にブレーカーを上げて、ちゃんと電気が点くか確認しましょう。
問題なければこれで交換完了です。

作業自体はとても簡単で、15分もあればできると思いますが、今回はトイレという狭い空間で、上を見ながらの作業なので、少し面倒でした。


ブレーカーを落としたついでに、前々からトイレのコンセントと換気扇のスイッチも交換しようと思っていたので、ついでに交換しました。

 

<Before>

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<After>

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夜になって、電気を点けてみたところ、めちゃくちゃ明るいです。さすがLED!
少し黄色味かかった昼白色で、良い感じです。
トイレ全体が新品になったかのような空間になりました。

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妻には、電気を交換したことを伝えておらず、妻がトイレに行く様子をコッソリ見ていると、「えっ!?えっ!?」とかなり動揺してました。

まずスイッチを押してすぐに電気が点いたことに驚き、トイレ全体が明るくなってたので、すぐに交換したのを気付かれてしまいました。
すごく喜んでくれたので、交換して良かったです。


今回のダウンライト交換に掛かった費用は、道具とか全部持っていましたので、機器本体代の約2,000円です。

これをプロに依頼すると、1つ交換するのに機器代と作業代を併せて約1万円ぐらいが相場のようです。

そう考えると、作業自体も慣れると簡単ですので、自分でできるとすごく費用が抑えられます。
第二種電気工事士であれば、意外と簡単に資格取得できますので、実用性があり非常にコスパの良い資格だと思いますので、DIYが趣味の方は、持っておいて損はないです。


最近建てられた家は、多くのLED一体型ダウンライトが使用されていると聞きます。
10年を過ぎた頃には、徐々に交換する必要が出てくるようになり、そのたびに1万円払ってプロに交換してもらう必要が出てきます。

一度、家の中のダウンライトの数を数えてみてください。電気が切れる旅にプロに交換してもらうと、ダウンライトの数量×1万円の出費となります。

僕の家の中には、15個のダウンライトがありました。
少し前にダウンライトが流行った時期があり、そのころに建てられた家は、恐らく15個じゃ済まないぐらいダウンライトがあると思います。

ゆくゆくは大きな出費となる前に今のうちに第二種電気工事士の資格取得をしておくと良い投資になるかと思います。


まだ家の中をいろいろいじっていますので、またDIYについて記事を書いていこうと思います。
ご興味のある方は、また見に来てください。


では!